盲目のピアニスト「辻井伸行」さんという方がいらっしゃいます。目が見えず鍵盤の位置、譜面、手の位置といった様々な事な事をショパンやリスト、難曲を弾けるなんて偉業です。たしかに暗譜すれば無意識に手や身体が動いてくれるような感覚はありますが、それでも目で指の位置や手の形、鍵盤を瞬時に認識して弾いています。簡単な曲なら訓練すれば目を瞑って弾けますが、成功率は低いです。目を瞑って弾く…もう達人の域です。
数年前に、盲目のピアニストが他にいたようですが、実は目が見えていた詐欺師だったので半信半疑でしたし、正直”嘘”だと見抜いていました。が、この辻井さんは本物です。
昨日は用事があり夜中にピアノ練習をしようとしましたが、なぜかミスの連発で20分ほどで練習をやめてしまいました。反省しています。夜中は集中力がないようなので、朝~夕方の間に毎日欠かさず練習するように心がけます。いつかいつか、あの子に偶然再会してその子にピアノを弾いて聴いていただきたい。他人にとってはくだらない目的かもしれませんが、わたしにとっては大切な目的です。それが何年何十年先…もしかしたら、もう二度と会えないかもしれません…それでも。
盲目のピアニスト

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